シーズーを飼うときのポイント! 健康に過ごすためには?
長く豊かな毛が優美で、中国語で「ライオン」という意味を持つシーズー。小さいながらもその名の通り威風堂々とした姿が印象的です。そんなシーズーを飼う場合、事前に知っておきたいことがいくつかあります。
シーズーが快適に過ごせる環境
シーズーは短頭種で、体温調節が苦手な犬種です。被毛もダブルコートなので、熱中症になりやすい傾向にあります。気温や湿度の変化に弱いので、シーズーが暑そうにしているときはエアコンを使用しましょう。「段差や家具からの落下」「誤飲しやすい小物」にも注意が必要です。
広めのケージを設置したり、フェンスで部屋の一部を区切ったりして、シーズーが安全に過ごせるようにしましょう。
また、フローリングは滑りやすいので、マットを敷くのもおすすめです。
ポイントは「食事と歯磨き」「運動」「ブラッシング」
シーズーを飼うときの、「食事と歯磨き」「運動」「ブラッシング」それぞれのポイントを確認しましょう。食事と歯磨き
シーズーは食欲旺盛な犬種です。肥満はさまざまな病気の原因になるので、おやつを含めた食事量に気を付けましょう。食事のときに歯に付いた食べかすを放置すると、歯周病の原因になります。
シーズーは口が小さいので、食べ物が歯につまりやすい傾向にあります。
歯磨きはなるべく毎日おこないましょう。
運動
シーズーはがっしりとした肉厚な体をしています。この体格を維持するには運動が欠かせません。散歩は毎日おこないましょう。散歩以外にも、自由に遊ぶ時間をとるとよいでしょう。関節に負担をかけるため、過度なジャンプや高いところからの飛び降りは避けます。
ただし、短頭種なので暑いなかで激しい運動をすることは避けてください。呼吸器系が弱い犬種なので、ハードな運動をすると呼吸が辛くなることがあります。適度な運動を心がけましょう。
ブラッシング
シーズーの魅力の一つである被毛。美しく維持するために、毎日必ずブラッシングしましょう。短くカットした場合でもブラッシングは欠かせません。
スリッカーブラシやピンブラシを使って丁寧に毛をほぐしたあと、コームでとかしましょう。
シャンプーの前にもブラッシングをすると、汚れが落ちやすくなるのでおすすめです。
もつれや毛玉は無理にブラシで取ろうとせず、少しずつほぐします。どうしてもほぐれない場合ははさみなどで切るようにしましょう。
かかりつけの動物病院を決めておこう
どんなに健康に気を付けていても、ときには体調をくずしてしまうことも。すぐに動物病院に行けるよう、かかりつけの動物病院を決めておくと安心です。
動物病院のなかにはトリミングサービスをおこなっているところもあります。トリミングで定期的に訪れていれば、いざというときにもシーズーが落ち着いて診察を受けられるかもしれませんね。
まとめ
シーズーを飼うときは、食事と歯磨き、運動、ブラッシングを意識するようにしましょう。また、体を健康的に維持するため、かかりつけの動物病院を決めておくと安心です。威風堂々とした美しいシーズーと、楽しく快適に過ごしてくださいね。