【絡まりやすい毛をふわふわに！】シーズーのブラッシング方法と準備物について

抜けにくく、絡まりやすいシーズーの毛質

ふわふわの毛に覆われたシーズーの被毛はダブルコート。他のダブルコートの犬種と比べて抜け毛が少なく、飼いやすいと言われています。しかし、シーズーの細い毛は絡まりやすく、すぐ毛玉になってしまいます。

家庭で飼われているシーズーはお手入れがしやすいように短くカットされていることが多いですが、それでも毎日のブラッシングは必須です。
シーズーの美しい毛並みを保つため、自宅でのブラッシング方法を習得しましょう。

お手入れで必要なもの

・ピンブラシ
・スリッカーブラシ
・ブラッシングスプレー
・コーム
・ハサミ

ブラシは数種類を使い分けましょう。ピンブラシは毛の絡まりをほどいたり、ホコリや抜け毛を取ったりするブラシです。スリッカーブラシも同様の効果がありますが、ピンブラシが長毛種に向いているのに対し、スリッカーブラシは被毛が短い犬や換毛期の抜け毛が多い犬に向いています。
シーズーの場合はピンブラシかスリッカーブラシのどちらか1本を用意すればいいでしょう。

コームは最初に毛玉の有無の確認や仕上げに使います。毛並みにつやを出したり、ブラシの通りをよくするために、ブラッシング用のスプレーもあると便利です。
毛玉がどうしてもほぐせないときはハサミを使って切りますが、シーズーの体を傷つけないように必ず先が丸くなっているハサミを使ってください。

ブラッシングの手順

コームで全身をさっととかし、毛玉の有無を確認します。

毛玉がある場合は引っ張るとシーズーが痛い思いをするので、周辺から少しずつほぐしましょう。首のまわりや耳の後ろ、内股などの毛がこすれやすい部分は毛がもつれやすいので注意してください。
耳まわりもブラッシングしますが、皮膚が薄いので傷つけないように気をつけましょう。

全身をとかし、目立った絡まりがない場合はコームで仕上げて終了です。

ブラッシングスプレーはブラッシングの前にかけるものと、仕上げに吹き付けるものがあるので、使用法を確認して使ってください。

まとめ

絡まりやすく毛玉もできやすいシーズーはお手入れしてあげることで、ふわふわの毛並みを保つことができます。手触りの良い毛並みのために毎日頑張りたいですね。